主催者挨拶 田中哲朗

本日はお忙しいところ日の丸問題を語り合う会にお集まり下さいましてありがとうございます。
私が当会を主催しました田中です。私がどのような人間であるかについては、お手元の資料をご覧下さい。

 本日は日本世論の会の三輪和雄さんを日の丸を推進している立場の講師としてお招きしてあります。お忙しいのに前回私の方から面会をお願いして、また今回時間を取ってのご参加ありがとうございます。

 私が大切だと思う言葉の一つに「悪を旗印に戦を起こす者はいない」というものがあります。
考え方は真っ向から違っていても、少なくとも体をはって、社会の為、国家のために運動している人には、それなりの何か、が必ずあるはずだ、と思います。

 ともすれば、日の丸を推進している人から見れば、これに反対している人達は、共産主義者か、共産主義の国の手先か、政治セクトの利益の為に行動しているもので、いずれ革命を起こして日本を旧ソ連のような国にしようとしている、と思いこんでいる人もいるように見えます。
 また同様に、日の丸に反対している人達には、推進している人達を、軍国主義者で、日本を戦争に巻き込んでまた国土を焼け野原にする可能性のある人達だと思っている人もいると思います。

 どちらも正しくないだろうと思います。社会運動をしている人は考え方は違っても、その方法や視点は違っても、人々が幸せであり得る社会を目指している。

 私はそう思いたいと思っています。

 しかし現実にはこの問題を巡って、処分を受け、実害を受けている教員がいます。、三輪さん自身も、後でお話があると思いますが、教員から告訴されているといった深刻な状況があります。

 この問題をどう考え、どう対処する事が日本の社会の為に、さらには世界の平和のためにとって良いことなのか、今争っている人達の中に誤解があれば、それは取り除かなければならないと思います。

 私自身は大した知識もありませんし、記憶力も悪いし、こういった会を主催するのは役不足だと思いますが、他にだれもしてくれないので行動を起こした次第です。

 お互いの信じるところでの議論ですから、和気藹々とはならないと思いますが、話し合いの最後に、少しでも建設的な一致点や、お互いに対する誤解の発見再認識があればいいと思います。

 会の進行につきましては、お手元の資料のように考えております。

 司会は主催者であります私がさせて頂きます。

 また話し合いの内容は録音しております。インターネット等で後日公表する前提でありますのでご承知おき下さい。


 
最初に三輪さんから日の丸推進の意義について講演を頂きたいと思います。出来れば、学校で強制が行われている現状を踏まえてお話を頂きたいと思います。

 強制などないと言う人が私が会った教育委員会などにいらっしゃいましたが、強制とは従わないと罰せられるという意味で理解して頂きたいと思います。

 

なお、注意事項としまして、以下のお願いをご理解、ご同意の上、ご出席をお願いいたす次第です。ご同意出来ない方は、ご出席をおやめ頂きたくお願いします。

 この会は建設的な話し合いを目的にしています。暴力的な言動は慎まれることをお願いします。

 このお約束を守って頂けない方は主催者の責任において、ご退場をお願いすることがあります。

 自分が正しいと信じることを相手に納得させようとすることは、あってしかるべき事です。しかしそれと、考え方の違う者を暴力的な言動で非難攻撃することは別のものだと考えます。あえてそれをなさりたい方は、この会をその目的に使うのではなく、ご自分で別の機会を設けて下さい。

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