私が推測する日の丸を推進する人の望む社会

これまで、納得のいく説明をしてくれる人が現れないので、私なりに想像してみました。

「権威」に対し、従順である社会。

あるいは「国家」に対し従順である社会。

国家を代表しているのは政治家や高級官僚などである。

官僚は難しい試験に合格した優れた人間であり、

そのような優れた人により構成される組織の指導に一般の者は従うことで社会的秩序が保たれる。

大会社の経営者、医者、学者などは優れた人物であるから尊敬すべき対象である。

政権政党もそれら優れた人たちから支持された政党であり、尊敬の対象である。

これらは「権威」である。

民主主義は、選挙において一般国民が投票出来るということによって実現している。

国民が直接役人に不満を述べたり、逆らったりするなどという事を行えば混乱を招く。

なぜそのような「秩序」が好ましいか

自分は「権威」に近い立場にいる。

あるいは、いたいと思っている。

右翼の人達の考えは想像がつきます。

右翼の人達とは天皇を中心とした社会を目指している人たちの事だと思います。

天皇制によって秩序ある社会が作られると信じている人たちが、その象徴としての旗である日の丸や、それを讃える歌である君が代を推進するのは当然だろうと思います。

しかし、教育委員会にしても、校長にしても、ほとんどの者が「自分は天皇制を望んでない。右翼ではない」と言う。文部省の役人と話したことはないが、たぶん同じだろうと思います。

推進派の大半は、日の丸に反対する運動をつぶすために右翼の人を利用してはいても、同志だとは思っていない。

ご意見をお寄せ下さい。2001年3月4日