100円ライターのメーカーである、岩堀株式会社は、フィリピン、マリベレスの工場を従業員の合意なく閉鎖し撤退した。
その際、労働者に対し、退職金、未払い賃金が支払われておらず、フィリピンの労働委員会にあたる機関は、会社に対し、44000ペソの支払いを命じた。
会社はそれに応じておらず労働組合は今もピケを続けている。
昨年マリベレスを訪れたカサナグの会は、その状況を知って、岩堀本社を突き止め、数度にわたる交渉を行ってきた。