亀子新聞

2002年2月5日号

東京都教育委員会へ「育てる会(略称)」が「要請書」提出

 新井課長との質疑応答報告

2002年2月4日15時30分 都庁第一庁舎1階ロビーに支援者10名が集合。16時より議会棟にて 生活ネットワーク都議 執印まち子氏の仲介で、新井清博人事部職員課長に東京都教育委員会あて「要請書」を提出した。その際10分程の質疑応答が行われた。(質問答え要約、一部記載)

支援者)根津さんの「指導力不足」を立証できることが何一つなかったと確信している。

   「認定しない」という結論を早く出してほしい。多摩市教育委員会に事実関係をはっきりさせ、話し合いをしていきたいという動きが出てきて期待している。

支援者)校長の一方的な報告をもとに判定を出されるのは困る。校長は学校に張り紙を出して関係者との話し合いを拒絶している。特定の個人の名前を張り紙に出しているのは、人権侵害だ。またその張り紙に「学校長」という戦前の名称を使用している。こうした校長を問題視してほしい。

支援者)校長は評価されないのか。

新井氏)業績評価になる。制度は都にあるが市教委が責任をもつ。市教委に話して上げてほしい。

支援者)考える土壌を知って判定してほしい。

新井氏)話は聞いているが、都が出ていけない。市から上申が上がってきて初めて動ける。

支援者)判定会はいつ開かれるのか

新井氏)話はできない。遠い話ではない。

支援者)年間の予定に入れるのか、別にするのか。

新井氏)流れがあるので話せない。

支援者)年度で考えているのか。新しく申請された人と一緒か。

新井氏)話は出来ない。うちの判断だ。

支援者)13年度14年度と扱いが変わっている。前の手続きに基づいて申請されても、14年度は11月の要項変更にそって申請されるのか。

新井氏)要項の内容を変えたと思っていない。

支援者)「意見書を出す」という明確な変更がある。

新井氏)運用の仕方は変えていない。

支援者)14年度は本人が出したいと言えば意見書が出せる。13年度の人は言われていない。

新井氏)基本的なやり方は変えていない。

支援者)先の張り紙の件だが、子どもや保護者、地域の人が通る所に特定の教員の名前を出すのは、みせしめのための行為だ。

新井氏)都から市へ話しをする。

支援者)人権は守って欲しい。

執印氏)都からきちんと話をして欲しい。都が率先して人権を守って欲しい。

                             以上

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☆要請書など「育てる会」からメール届き次第、お送りします。(亀子)