亀子新聞

2002年3月26日号

都教委、指導力不足認定できず!

 根津さんより報告とお願い

報告とお礼そしてまたまたのお願い

根津です。

皆さん、私を都教委は指導力不足に認定できませんでした(支える会の古荘さんからのFAXですでにご存じの方もいらっしゃると思います)。私たちの、これまで力を寄せてくださった全国の方々のちからの大勝利です。 ありがとうございました。

 大勝利は間違いないですが、面子を立てようとあがく都教委は私に対し、校長の職務命令違反で懲戒処分を決めました。7、9月の授業観察(校長から私は「参観」と言われてきた)の際の職務命令(@授業指導案の提出 A授業後の協議会への出席)に応じなかったことを年度末になって問題にしたのでした。明日、処分書の交付がされます。そこで、都教委に抗議の声を届けてください。支える会からの呼びかけをご覧ください。

 昨日の私の記録を載せます。

3月25日(月)

 多摩中最後の日になるのかなあと虚ろに思いながらそして、複雑な気持ちで学校に向かった。

始業式が終わってしばらくすると私は校長から呼び出された。校長室を開けると原田室長がいる。「私は校長が呼ぶから来たのであって、原田さんから呼ばれてはいないので、失礼します」と入り口で言って引き返した。すぐさま校長・教頭が私の席に来て、校長室に来るよう催促をした。教育委員会に二人の指導・管理能力のなさを見られてはまずいという本能的な動きなのか。今までもこのような時、いつも彼らはこのような動きをしてきた、などとふっと思った。私が自席でテープレコーダーの用意をしているのをしばらく待てばいいのに、「早く、早く」と連発しせき立てる。「用意しているのが見えるでしょう。少し待ったらどうですか。用意できたら行きますよ」と言うと、二人はやっと、校長室に戻った。

校長室に入ると校長も室長も立っている。私がソファーに腰を下ろすと「立ちなさい」。私は「座って聞きますからどうぞ。」と応じない。「立ってください」「いいえ」の繰り返し。進展はないと踏んだ室長は、「では、立たないので」と言い校長に眼で合図する。校長は、「はい」と言ってから、文書を読み上げた。

「多摩市教育長より私宛にこういう通知がきました。

指導力不足等教員の申請の審査結果並びに今後の教育活動の改善について(通知) 

上記について東京都教育庁人事部より指導力不足等教員の取扱に関する規則、指導力不足等教員の決定手続き等の要綱に基づき審議した結果が参りましたので、通知します。併せて今後の教育活動における改善点も通知します。本人への周知方、お願いします。

 1対象者 多摩中学校教諭 根津公子

2審査結果 指導力不足等教員と決定しない 

3判定理由 対象者は指導方法や指導内容、生徒の理解とそのあり方についてさまざまな課題があるが、教員としての資質、能力の欠如によって引き起こされたという事実を証明できるだけの十分な判断資料が揃っていない。

4その他 上記対象者について、今回、指導力不足教員の決定には至らないが、申請書及びこれまでの授業観察等の結果から今後の教育活動を行う上で改善を要する課題があると判断されるため、市教育委員会及び市立多摩中学校長において適切な指導を行うように通知する。以上のことを受けて多摩市教育委員会から今後の教育活動の改善点を別紙にて示しました。今後の教育活動が改善されますようご指導願います。

という通知が3月22日付で私のほうに参りましたので、お伝えします。」

原田室長が後を続けた。「今の、今後の教育活動における改善点についての通知を教育長名で根津公子さんにあげますので、これを読まさせていただきます。」そして、発番のついた通知を読み上げた。

「これには事実と違う部分がたくさんあり認めることはできませんが、この通知は受け取ります」と言って、校長室を出た。

職員室に戻ると、心配してくれている人たちがいたので、早速報告。みんなで喜び合った。懲戒処分については、Aさん・Bさんがこの後すぐに校長に質しに行ってくれた。校長に対して、牽制にはなったはずだ。

処分は発令されるけれど、都教委は指導力不足⇒免職に持っていくことができなかったのだから、私たちの大勝利!

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☆都教委への抗議は先日メール転送しました支える会通信を再度ご覧下さい。

☆ 今回の根津さんからの報告を、亀子新聞で支援者の皆様におしらせでき、うれしいです。

(亀子)