君が代斉唱:
卒業式で着席、退場教員139人訓告 

広島県教委

 広島県教委は30日、今月あった県立学校の卒業式で、君が代斉唱時に着席したままだった教員138人と、席を離れて退場した教員1人の計139人を文書訓告にした。

また、同様の行動を取った小中学校教員55人についても各市町村教委に同様の処分をするよう通知。

今春の卒業式で処分を受ける教員は計194人になった。


 県教委は、今春の卒業式と入学式にあたり、「国歌斉唱時、教職員は起立し、児童生徒が起立斉唱するよう指導する」ことなどを公立の全学校長に通知していた。

処分理由は、「教育に携わる公務員としての自覚が欠如した行為であり、学校教育に対する信頼を損なった」としている。 
2001年3月30日毎日新聞朝刊


これらの教員は、着席を貫くことは自分にとって不利益があることを知った上で、あえてこの行動を取った。

権力を持つものが、良心の自由を守ろうとするものを、議論をすることなしに罰する事で従わせている。

社会的に危険な状況であることを認識すべきだと思う。

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