田中哲朗 解雇撤回裁判 高裁 証人尋問

 武原妙子 新江隆 北野好人

1991.07.11


武原妙子
友人(その夫が争議を支援)とのつきあいをやめるよう係長に言われた。クラブの先輩(争議を支援)後輩で急に挨拶を交わさなくなった。組合役員選挙で会社側候補者の応援に駆り出された。
マンドリンクラブ部員の親に会社から部をやめさせるよう電話があった。

新江隆
所長からビラ配りをやめるよう言われた。飲みに行っていた友達からも話しかけられなくなった。出向に来ていた仲の良かった人が総務課に呼ばれて新江と話をするなと言われた。自分が中心にやっていた開発の仕事から外された。室長に呼ばれ「君がラジオ体操しないと私まで変なふうに見られるからやってくれ」と言われた。新入社員、中途採用の人は教育の中でビラを受け取るなと言われた。主任から「役員選挙で会社側候補の応援演説をすれば会社の見方が変わる」と言われた。

北野好人
争議支援した後は最大限のマイナス査定になった。メインの仕事から外されチームを組まない仕事にされた。報告書は求められない。実験室に行くなと言われた。実験室は上司がいないので仲間と交流出来るので。挨拶をしても変な顔をされ返事がなくなった。年功序列だった席を末席のライトテーブルにされた。新入社員歓迎会の出席を断られた。友人が室長に「お前は北野と口を聞いているから悪い」と言われた。
マンドリンクラブのメンバー達が上司から説得されてやめた。退社するとき仕事を干したことを部長が認めた。