選挙運動に対する弾圧
 志布志事件

 
警察が複数の人に長期拘留を強い、過酷な取り調べ、自白をせまり、事件をでっち上げたことが裁判の中で明らかになった。

ところが、これに関わった警察、検察官は処分らしい処分を受けていない。
私にこの記事を送ってくれた人も指摘しているが、忘れてはならないことがある。
こんないいかげんな警察の主張で、裁判所が逮捕状を承認し、さらに無実の人たちの長期拘留まで認めていたことだ。

その人たちがどんな辛い無念な思いをしたか・・・・・。
警察検察はけしからんが、裁判所はさらに許し難い。
裁判所がこのような理不尽なことをしても、その責任が全く問われない現在のシステムは変えなければならない。
この問題を強く指摘している政治家を私は知らない。なぜ無視、あるいは軽視しているのか?
本来この「改革」は政治家の仕事である。

2007年4月7日 朝日新聞夕刊


日本の警察、検察、裁判所を改革しよう。