八王子工場分社化後の私の闘いについて

 10月1日付けで、沖電気電子デバイス事業部(八王子工場)は分社化され沖セミコンダクタになります。
その株の95%をロームという会社(京都の電子部品メーカー。資本金800億は沖よりやや多い)が買い取り、実質的な経営権を持つことになります。

八王子は今でも差別いじめがもっとも激しい職場です。

今年の株主総会で私は

「これまで沖電気の為に働いてきた者に対する責任放棄だ。ロームが似て食うか焼いて食うか、かってにしてくれという。無責任にも程がある。断固反対である。」
「ロームに八王子をいじめのおまけ付きで売るのか。」

と発言しました。

 八王子の門前が沖電気と全く無関係になればそこで闘う意味はなくなります。その際は西新橋に移転した本社前で続けるつもりです。(8月15日に一回目をやりました。)

しかし、従業員がほとんどそのままであるならば、

さらに沖という名が残り、5%の株を沖が持っているのなら、私にとって紛れもない沖電気です。

ロームが今も続いている職場の差別にどう対処するのか?

放置するのか、改善するのか。

改善すれば良し、もし差別が続くようなことがあれば、実質的な経営者としてロームに責任が発生することになる。

また私の門前行動にどう対応してくるのか。

これらを10月以降見て、なすべき事を判断して行こうと思います。

8月12日にロームの株を買い株主になりました。

ロームの株主総会は京都かも知れません。

もし不幸にして、ロームがこれらに好ましくない対応を取るのであれば、法的な手段や株主総会での発言も念頭に置き、不本意ながら闘わなければならないと思います。

2008年9月12日

田中哲朗