日本の警察検察裁判所を改革しよう

警察官の皆さんへ

嘘は泥棒のはじまり・・・?泥棒のほうが警察より正直だ 


you-tube 英語字幕付き 座り込みに警官介入、警察手帳顔に突きつけ見せたと言い張る。誇りある警察を実現しようではないかと諭される

誇り高い警察を実現するために。

警察官職務執行法

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皆様に置かれましては、社会正義、秩序を守るため、日夜頑張っておられると思います。

しかし、警察官の不祥事は後を絶ちません。

個人の資質による不祥事はやむを得ないとしても、警察の組織的体質によって不祥事が生み出されてはいないでしょうか。

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残念ながら、今の日本には正直が美徳とされない風潮が蔓延しています。

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多くの官僚、政治家、総理大臣からして、国民の前で嘘をつくことを罪悪とは思っていない節がある。

そうでなければ、分かっているのに「分からない」と言ったり、

知っていることを「知らない」と言うのは嘘の部類に入らないと思っているとしか考えられない。

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これらは、政治家にとって「話術」なのかも知れません。

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これでは国民に正直であることは求められないでしょう。

国民の模範であるべき人達が正直でないことを国民の前で示し続けているのですから。

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警察はどうか?

国民にとって警察官は法と秩序の番人であり、もっとも正直であるべき存在のはずです。

子どもの頃「うそをつくとお巡りさんに連れて行くよ」と言われました。

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嘘は泥棒のはじまりと申します。

しかし残念ながら、近年は

「泥棒の方が警察より正直だ」

という人さえもいます。

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「悪いやつと渡り合うのに、正直にやっていたららちがあかない」

「目的が正当な嘘は認められるべきだ」

確かにそうかも知れません。

犯罪者と接する時等、やむを得ない場合はあるでしょう。

しかし、警察官が業務において一般国民と接するときさえ、嘘が「話術」になっていませんか。

自分にとって都合が悪いときは平気で嘘をつく、本当のことを言わない、のではありませんか。

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私の経験では、
事件の現場に警官がいたのにいなかったなどという嘘を、

警官個人がつくだけではなく、警察署全体が、さらには警察組織全体がその嘘を擁護しました。

株主総会暴力排除写真 
三田警察署への申入書  新山警部補の警察署での対応  新山警部補の電話での嘘(「警官はその時現場にいなかった」・・なんと!)

さらに警察官が法廷ですら嘘をつきました。

武田警部補証言調書(ところが彼は現場にいた。田中は自分から外に出た)
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これらの嘘を善意に解釈すれば「目的が.正当だった」

しかし、この「目的」は国民の生命、身体、財産を守る為ではない。

警察の「何か」を守るため。

そして、この「何か」は国民には公表したくない「何か」

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例えば、交通の取り締まりの方法にしても、国民が納得する方法とは言えない。

危険な運転を取り締まり、事故を減らそうとしているとは到底思えない取り締まりを多くの国民が経験しています。

また取り締まりの中で平気で嘘をつく。

例えば路駐の取り締まり。

危険な路駐や迷惑な路駐を放置し、全く危険でも迷惑でもない、取り締まりやすい所だけを取り締まっていることを指摘されると

「住民から通報があった」

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ばれない嘘、つきとおせる嘘は平気でつくというこの姿勢が

「警察だって嘘をつく。俺がついてなぜ悪い」

多くの若者にこう思わせていると思います。

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国民を愚かな者として扱えば、国民は愚かな者として振る舞います。

政治家の多くも、情報を国民に出し惜しみをし、愚かな者として扱っている。

国民の前で、正直であり、情報を隠さない為には、自らが高い人徳と能力を持っていなければならない。

国民は、そのような人を政治家に選ばなければならない。

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警察官にも、同様に、高い人徳と能力が求められれていると心得て欲しいと思います。

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少なくとも、よりよい社会を目指して政府を批判する市民運動を自分たちの敵と見なすようなことは改めなければならない。

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警察内部でも権力抗争などがあるとも聞きます。

そういう中で理想を実現しようとする気概を持つのは容易なことではないとお察しします。

しかし、それでも

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皆さんが、国民の前で、まず正直であり、謙虚であり、

そして不正に対しては毅然とし

勇敢であり、誇り高くあって戴きたいと思います。

この姿勢こそが、国民の警察への信頼を高め、

社会の秩序を守り、さらには、

日本全体を誇り高い国へと高めていくのだと思います。

田中哲朗

2005.12.14

 
裁判資料