市野宗彦作品集
私の音楽の師匠である市野さんの作品を紹介したいと思います。
私が歌を使って社会の理不尽を指摘するパフォーマンスを行うようになったきっかけは、市野さんが中心に活動されている「グループ多摩じまん」の公演を見たことです。
市野さんが作られる「構成劇」は 社会のさまざまな問題を、説得力のある詩で出来た美しい歌と、緻密な調査によるデーターの裏付けによって、かつ鋭いユーモアを織り込んで作られた台本の「せりふ」との組み合わせによって批判するもので、他に類を見ないと思います。
1982年に行われた私の解雇1周年記念集会に同メンバーの曽村征子さん(作曲家で歌手)が中心になって沖電気の事件を扱った構成劇が作られました。その中の1曲として「一枚のビラ」が市野さんによって作られました。
私は、沖電気で起きた他のことも歌にして欲しいとお願いし続けましたが、「無情にも」その後作って頂けませんでした。しかたなく自分で作り、歌うようになったことが現在の私のライブの始まりです。
市野さんの作品は社会に知らしめるべきものであり、後世に残すべきものだと考えます。私では、市野作品の真価を十分お伝えできないと思いますが、とりあえずこのページを作りました。
お忙しい市野さんのご協力を得ながら、順次掲載の予定です。
歌
一枚のビラ
構成劇
2003年12月21日
君が代資料100 あなたは君が代を歌いますか?
蛍の光の歳月
「蛍の光」は外国では新年に歌う!?
元はスコットランドの友情の歌が明治時代、教会、学校、海軍の三つルートで日本に入りどのように変化したか。日本の戦争にも一役買った驚くべき事実。
10曲もの「蛍の光」と蛍の光が変化した曲を交え、興味深いエピソードが語られます。
聞く
NHK「ラジオ深夜便」2003年12月31日
話 市野宗彦
ピアノ 吉村安見子
バイオリン 杉本真弓
ギター 佐伯義人
歌 深沢勝子
吉村安見子
佐伯義人
市野宗彦
CDができました。
市野さんが販売を決意されるまでの間、(私は少なくとも3000円の価値はあると思う)
実費を(500円)負担していただければ郵送します。2004.1.14(田中)
2曲著作権に抵触する曲が含まれていることがわかりましたので当面販売は控えることになりました。
お聴かせすることはできますのでお問い合わせ下さい。2004.1.16(田中)