2001年6月20日解雇20年特別座り込み

参加者

亀井静香氏 篠山紀信氏とスタッフ ブルータス吉田さんスタッフの皆さん

ご苦労様でした。

篠山さんは気さくな人で、撮影楽しかったです。

 写真 記事

亀井さん。私をこの企画に指名して下さってありがとうございました。まだ話し足りません。またの機会を楽しみにしています。

私の納得のいくことで、私のような微力な者でも、お手伝い出来る事があればいたしますので、お申し付け下さい。

お元気で。

2001年6月20日の記録

1時15分門前着 座り込みパラソル、看板等セット、アピール、歌

子ども達にコンサートのビラと風船配り始める

子ども達 風船ちょうだい

田中 おじさんのコンサートのビラあげる。鞄にしまって親に見せて。

田中 風船の約束覚えているか

子ども達 帰る途中で膨らまさない、家で遊ぶ  

田中 なぜか

子ども達 風船が飛んで、追っかけて車にぶつかって死んじゃうから

田中 そうだ。この前約束守らない子いた。そういう子にはあげない。

風船になんと書いてあるか。おじさんがなぜ風船配っているか。

子ども達 いじめを止める。

田中 差別やいじめをやめさせる勇気を持とうと書いてある。

田中 いじめを止めると、自分がいじめられるかも知れない、でも止められる勇気のある人になって欲しいから配っている。

いじめを見たらどうするか

子ども達 止める

田中 自分で止められなかったら先生に言う、親に言う、それでもダメならおじさんにいう。おじさんがなんとかする。自分がいじめられたときも同じ。

50人ほどにこれを繰り返す。

守衛 新井がくる、田中さん一枚いいですか。

田中 いいよ風船もいる?お孫さんとかいないの。

2時15分

ブルータス吉田直子さん来る。

吉田 よろしくお願いします。

守衛 石橋係長来る。田中さん、看板どかしてもらわないと、また困るんですけど。今日はどかしますよ。

田中 そんなことは許さない。私は解雇が不当として沖電気の社員であると主張している。私は株主だ、この会社のオーナーの一人だ。沖電気の人権侵害を株主総会で批判している。看板はその一環だ。看板を置く事が気に入らなければ、社長は直接私に言う機会が毎年あるのだからそう言えばいいだろう。社長は何も言わない。社長には文句がないと言うことだ。

石橋 そういう問題ですかね

田中 そういう問題だ。

石橋 看板の写真をとっている。

吉田 (心配そうに) 看板どかしてもらった方がいいんじゃないでしょうか。

田中 大丈夫。

篠山の車が来る、スタッフ2名

篠山 よろしく

田中 私の妻が、奥さんのファンです。

篠山 あはは、そうですか。

握手する。

篠山 もう何年やっておられるんですか。

田中 20年です。

篠山 うわあ20年。守衛さんとももう仲良しみたいですね。

田中 なれ合ってますね。

篠山 亀井さんにはここに座ってもらって、こっちからこう写しますかな。

篠山助手に 思い切り絞っていこう

助手を亀井の位置のいすに座らせ私を横に立たせ何枚か取る。

白黒のポラロイドフィルムで撮ったものを見せてくれる。

篠山 こんな感じです。沖電気の字も入ってるし。いいでしょう。

田中  篠山さん記念撮影いいですか。恒例になってます。

吉田さんに写してもらう

2時50分

亀井の車くる、運転手の他、秘書男1名 背広で道の反対側からおりてくる。

田中 背広で来ましたな。私の合羽着てもらいましょうか。お揃いだから。

篠山 その方がいいね、お揃いだね。

亀井 お元気ですか

田中 お変わりないですか。

背広に議員バッジが付いている。

田中 がさつな格好で来ましたね。これ着て下さい。

亀井 うん。

田中 暑くないですか。背広脱いだ方がいいんじゃないですか。

亀井 このままでいいよ。

撮影始まる。

篠山 亀井さんの目線はこっち、田中さんはこっち

写真を撮られながら

田中 こんなところに来ていていいんですか。

亀井 大丈夫。

吉田さんを指して

亀井 奥さんですか

田中 あんな若い人が妻なわけないでしょう。スタッフです

田中 合気道5段だそうですね

亀井 3段ぐらいだけど、かってに上げてくれた

亀井 きょうは弾かないの

田中 じゃ歌います。歌い始める

篠山 もうちょっと右、会社がいじわるで車を後ろに止めた。車にOKIの字があるから、かえっていいや

篠山 守衛がいる、入りそうだから待って、あ、行っちゃった

自民党萩生田光一の選挙カーが通りかかる。「亀井先生こんにちは萩生田です」

社民党五十嵐ゆきこの選挙カーが通りかかる。「田中さんがんばってー」

小学生が通りかかる。「田中のおじさんがんばれー」

終わって篠山、ポラロイドフィルムのサインいり写真をくれる

田中 忙しいですか

亀井 うん都議選だから、スケジュールがつまっている

ブルータスの私へのインタビューが始まる

スタッフ 亀井さんは田中さんにとってどんな人か

田中 詳しくは知らない、私の闘いを書いた新聞記事を見た政治家は他にもいたはずだ。その中で亀井さんだけが私の行動に関心を示した。一対一で話せば、私のようなものからは厳しく批判されることは覚悟しなければならないと分かるはずだ、でも私の話を聞いた。まず、その部分で他の政治家と感覚が違うと思った。亀井さんは学生時代学友をかばって座り込みをしたり、授業料値上げに反対して退学になったそうだ。わたしと共通した部分があると思われたのかもしれない。

田中 コーヒー呑んでいく時間ありますか

亀井 うん

秘書 準備がいいですね。

亀井 こりゃ野点だな。

田中 この門前にきて私のコーヒーを飲んだものは竜宮城に行ける。

亀井 竜宮城に行くのには亀に乗るんだ

亀井にインタビュー始まる

篠山氏、秘書にコーヒー渡す。

秘書 あ、私は、亀井先生がまだですから。

田中 インタビューしてるからいいよ

田中 あ、レディーファースト忘れてた。ごめんなさい。

吉田にコーヒー渡す

篠山、秘書、吉田にコンサートのビラと風船渡す

田中 今週の土曜です忙しいでしょうけど、時間があったら来て下さい

篠山、吉田、ありがとう

田中 亀井さんは無理でしょうね

秘書 いや、伝えます

秘書 ブラックコーヒーうまいですね

田中 砂糖とミルク良ければ入れて下さい

インタビューが終わった亀井にコーヒー渡す

立ったままで

田中 深刻な話題で、悪いですが、手紙出したんですが読みましたか

亀井 うん、女の先生の件だな

亀井 ああいう問題は、むつかしい、私は小中高と教育の程度がちがうと思う。まだ分からない子どもに思想の話をすべきでない。
強制がどうだとか、いう問題......
(何か言っていたが内容がある話ではない)すぐに組合がどうだとか、政党がどうだとかいう話になる。あんたは一人でやっているから......。

田中 都研の事を知っているか。セクハラで送られた教員は、一日で出て来る。政治的な理由で送られた増田さんという人はもう2年も入っている。

田中 無条件に日本の国に対する愛着を子どもたちに育てたいという事か。

亀井 そうだ。

田中 (強制に反対することは)そのここと何ら矛盾しない。

亀井 また一緒に何か食べながら話しましょう。

田中 そうですね。

亀井 おくさんによろしく

田中 体に気を付けて

篠山 ブルータススタッフ同じ車で引き上げる ありがとうございました。

3時40分

田中 まとめのアピールと歌を行いひきあげる

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