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私はこの春、高校生になりました。 担任の先生からは、やめたほうがいいと言われ、 塾の模試ではずっとC判定だった志望校に合格し、 期待に胸を膨らませ、高校生になりました。 それなのに…毎日、部活から帰ると何もせずに寝てしまい 朝、起きると学校に行くのが凄く嫌になり…、ズル休みを してしまいます。 この生活から抜け出したいです。助けて下さい。
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2012/06/05(Tue) 14:00:02 [ No.3946 ]
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生き方について
世界でも有数な豊かな国日本。食べるものは捨てるほどあり、たいていの欲しいものは、それほど苦労せずに手に入る日本。
しかし一年に3万人以上の人が自殺しています。学校ではいじめ、登校拒否、学級崩壊などが起きています。
多くの人が苦しみを抱え生きています。幸せだとは思えていないのです。
私は2000年の夏、フィリピンに行き、現地の働く人の家に泊まりながら交流しました。
貧しい人達です。
でもみんな生き生きとしていました。目が輝いていました。
私はどれくらいの人が自殺するか聞いてみました。めったにいないとの答えでした。
「物質的豊かさは、人の幸せを約束するとは限らない」
誰でも分かっている事かも知れません。しかし、実感として分かっている人が少ない。
私は企業を解雇され20年間、一日も休まず会社の門の前で闘ってきました。
その間、自分を不幸だと一度も思った事はありません。幸せだと感じてきました。
もちろんつらいことはあります。
でも私なりに、「社会のために自分の出来る事をしている」という思いが私を支えてきました。
「他の人のために何かする、しようとする」
これは、他の人ではなく、自分自身を幸せにする事なのです。
実際に幸せであれるのです。
私が子どもたちに伝えたいと思うのは、
「自分の為だけに生きようとするな、それはかえって自分を不幸にするよ」
ということです。
困っている人を助けるために何が自分に出来るのか。
今は、友達のいじめを止める事ぐらいしかできないけれど、いつかもっと人の役に立つ人間になるため、勉強する。
勉強しながら、自分のするべき事を探す。
多くの人が「誇り」を忘れています。
誇りとは誰かより自分が優れていると思うことではありません。
自分が自分であるという誇り、そういう誇りを子どもたちに持てるようになって欲しいと思っています。
田中哲朗学習塾より http://www.din.or.jp/~okidentt/juku.htm
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2012/06/06(Wed) 11:50:07 [ No.3948 ]
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