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これが企業ファシズムだ 1980年  沖電気労組八王子支部役員選挙  立ち会い演説会
「そしてだれもいなくなった」

東芝には秘密組織


YOU-TUBE

会社側候補者の演説中 1000人の聴衆、前列のサクラが盛んに声援を送る


我々、会社を批判する候補者が登壇したとたん、聴衆は帰り始める


候補者はまだ演説しているのだが・・・   木の下に一人我々の支援者が見える

 私が解雇される大きな原因になった組合役員選挙立ち会い演説会の写真です。裁判資料のパソコン取り込み作業をしていて見つけました。

 裁判に証拠として提出したもの は上の写真の左端にあるコンクリートの壁が画面の半分以上を覆っていましたが、(そちらの方にも人が沢山映っている)トリミングしたら、オリジナルより迫力のある写真になりました。


 1978年の1350名に及ぶ首切りに反対した八王子支部役員は全員立候補を断念し、会社の息のかかったものが立候補するという異例の選挙でした。

私の演説の録音

 この役員選挙で会社側の応援をすることが「ビラの受け取り」「ラジオ体操」に続く会社への忠誠心の踏み絵でした。 

会社側候補の演説の間には聴衆が1000人もいたのに、私たち会社を批判する候補者が登壇したとたん、みんな立ち去ってしまった。

「企業ファシズム」を如実に物語る出来事として私のライブの中で繰り返し話をしてきました。私の歌「K君の選択」に出てくるシーンです。

 この踏み絵を踏んだものは会社に抵抗するものを職場の親睦会からの除名に同意する署名という踏み絵を拒否できなかった。

 この選挙の1年後に私は配転攻撃を受け解雇されることになります。「沖電気では長いものに巻かれて大勢の人が短期間にいじめに荷担する人に変えられた、この変化は社会のどこにでも起きうることだ。」私が27年前から訴えていることです。

 ここに映っている一人一人にとっては単に演説会の途中で帰った(上司に言われたから、あるいはそういう空気を察して)というささいなことだったのかもしれません。しかしそれが全体として大きな結果を生む。この選挙で誕生した御用組合の元で「合理化」が進められ悲しい物語が多く生まれました。

 私が日の丸君が代強制問題を「権力による踏み絵」としてこだわるのはこの経験によるものです。

それから27年。八王子工場が分社化、ロームに売却されるときも労働組合は反対しませんでした。すでにロームから人員削減案が出されています。

2008年12月8日


沖電気の差別の実例

裁判での証言

沖電気の集団ストーカー行為ノイズキャンペーン

沖電気の犯罪 湯布院談合


株主総会では常習的に答弁拒否暴力排除 沖電気株主総会


2011年 http://www.youtube.com/watch?v=7w2ZdJae53c